シルバーパスを改悪
 ’08年8月6日
  シルバーパスを改悪
  ・・・日本共産党市議団は反対し、現行制度継続を求めました・・・ 
 
  「老春手帳優遇措置事業(通称・シルバーパス)」の改悪案 
  「老春手帳優遇措置事業(通称・シルバーパス)」の改悪案(バス・風呂を利用のたびに100円の自己負担。
 映画入館券は廃止)を審議していた奈良市議会8月臨時議会は8月6日、「現行制度継続」を求めるシルバーパスを求める会の関係者や多くの市民が議会を傍聴し見守る中、採決が行われました。
 採決では日本共産党と公明党が反対しましたが、政翔会、創政会、政友会、市民クラブ、無所属議員が賛成し、改悪案は可決されました。

 「現行制度継続は市民の声」
 同日、行われた質疑で市議団を代表し松岡克彦議員が市長の姿勢を問いました。
 松岡市議は市の行ったアンケートでも1位は「現行制度継続」であり、シルバーパス制度を審議した特別委員会の参考人質疑でも、参考人のほとんどが「現行制度継続」であること、このまま3月まで継続しても約1億3千万円あればでき、非課税世帯など低所得者対策が考えられていない等を指摘し、藤原昭市長の考えを問いました。
 藤原昭市長は答弁で「出されている意見は真摯に受け止める」と述べながらも「改正案」に固執しました。

 「不要不急の公共事業見直せば財源はある」
 採決に先立ち行われた討論では西本守直議員が反対討論に立ちました。
 西本市議は、福祉の制度を改悪させるためだけに臨時議会を開いた事自体、前代未聞と批判。シルバーパス利用者は月々4万円以下の暮らしにあえいでいると高齢者の置かれている実態を紹介しました。
 また福祉の制度に「負担の公平性」を持ち込むことは間違っていると主張。
 遷都祭に20億円も使う計画や、地権者の4割以上が反対している三条通の拡幅に63億円も投入する公共事業を見直せば十分に財源があることを指摘し、現行制度の継続を求めました。

 現行制度継続を求める署名3万人・・・もり直なぜ無視するのか?
 (西本守直党市議団長の談話)
 9月定例議会を1ヵ月後に控えたこの時期に、藤原昭市長は臨時議会を招集し、シルバーパスの改悪を強行しました。福祉の制度を強行するためだけに臨時議会を召集したこと自体、前代未聞です。
 日本共産党奈良市会議員団は財政難を言いながら、合併記念公園、JR奈良駅前の事業など無駄や不要不急の公共事業に多額の税金をつぎ込んでいる問題を指摘し「税金の使い方を変えて現行制度を継続せよ」と主張してきました。
 老人会や自治会、シルバーパスを守る会、浴場組合の方々が制度を守って3年にわたる運動を続け、市長に届けた署名は3万人分を超えました。改悪案は可決されましたが、日本共産党奈良市会議員団は今後も暮らしを守る市政をめざし、税金の使い方を厳しくチェックしていく決意です。