近鉄奈良駅前で集会
シルバーパス改悪・公民館有料化反対
守れ市民サービス 〈近鉄奈良駅前で集会〉
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日本共産党奈良市会議員団は3月5日、福祉や市民サービスの切捨てをやめさせ、くらしを守ろうと近鉄奈良駅前で集会を開き、約50人が参加しました。
主催者を代表して井上良子党奈良地区常任委員があいさつしました。
その後、参加者がマイクを握り発言。「後期高齢者医療制度を撤回させるまでがんばろう」「バスの負担が大きくなると社会活動ができなくなる」「出産できる施設や公園、児童館がとても少ない」と発言しました。 |
西本守直党市会議員団長が議員団を代表し、来年度の奈良市予算案について報告。
「『選択と集中』というが、集中したのは平城遷都1300年祭をにらんだ駅周辺の大型開発などで、シルバーパス改悪、公民館有料化と市民のくらしはそっちにけだ」と述べました。
西本守直党市会議員団長のあいさつ(要旨)
市長は予算の提案説明で、「財政難の中、選択と集中による財政の重点配分で積極的な予算だ」と言いました。市長は何を選択し、どこに集中したのか。
白羽の矢を立てたのは、シルバーパスの改悪。この改悪で市民の負担は9億円、これまでの13倍の負担増です。
集中したのは、市民の暮らしや福祉ではありません。なんと、JRなら駅周辺の公共事業。それも1300年祭までに間に合わせというものです。
保守系会派からも・・・
総額300億円とも。市の負担は200億円以上にも。さすがにこうしたやり方に保守系会派からも「何をするのか」との声もあがっています。
地元商店街から反対の声
三条通りを広げるだけで52億円。しかし、これも地元商店街から反対の声が出ています。またJR奈良駅西側につくる、保健所教育センターの複合施設は130億円、高さが40mをこえる建物で、西ノ京の勝間田池からの景観が破壊されると問題なっています。
私たちがこれまで、奈良市はお金がないと言うが夕張市とは違う。公共事業をやるためだと言ってきたが、そのとおりになってきました。
お金が足りないから?
こうした公共事業をすすめるお金は、シルバーパスだけでは足りない。
そのため公民館を有料化。市民税の滞納も差し押さえして取り立てインターネットで公売に。それに借金は昨年より41億円増やします。
市有地を売り払い、基金という基金を取り崩し40億円、なけなしのお金をかき集めて公共事業をやろうということで、まさに都市集中の新自由主義改革の奈良市版です。
国保料の引き下げは役に立たない
昨年秋から、みなさんといっしょに取り組んできた国保料の引き下げは、一般会計から2億円が繰り入れされます。しかし、これは老人保健の医療費を出すためのもので、国保の引き下げにはほとんど役に立ちません。
暮らしはそっちのけ、公共事業の方が大事
一言で言えば、市民の暮らしはそっちのけ、公共事業の方が大事というのが今度の予算です。
事実、市長の1時間15分、40ページにも及ぶ予算の提案説明に暮らしの2文字はどこにも出てきませんでした。
その上、今議会には、他にも問題がいっぱい。
ひとつは公民館有料化の条例、これには多くの反対の声が上がっています。
それに奈良市安全安心街づくり条例、警察主導で市民監視の社会になる危険性をはらんでいます。
これを今議会で可決し4月から施行するという急展開です。
これには自由法曹団から性急過ぎると意見書が出ていますし、市民の間からも批判の声が出ています。
いまひとつ問題なのは、地域の消防団員の政治活動の自由を制限する条例。
3名の弁護士から、「地域の奉仕活動に参加する消防団員に、こうした制限を課すことは憲法で保障する、政治活動の自由に抵触する」旨の警告書が市長と議長宛に提出されています。
奈良市政にとっては前代未聞の出来事
いま、全国的に自衛隊・警察・消防団の連携が強化され、戦争を想定した国民保護計画がつくられた下で、各地で防災訓練が開催されているときだけに、全国の動きを先取りするようなこうした条例の制定は、慎重な検討が必要です。
他にも問題山積の3月奈良市議会です。
奈良市はでこれまで、みなさんと共産党が力を合わせて、数々の要求を勝ち取ってきました。7名の共産党議員と議会内外の力をひとつにして、市民の暮らし応援の予算にしていけるよう、全力でがんばります。ぜひ傍聴もお願いします。ともにがんばりましょう。
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